糖尿病予備軍、かくれ糖尿病の内に対策を
かくれ糖尿病そして糖尿病予備軍と呼ばれる人は、現在本当の人生の曲がり角にいます。
○いずれは糖尿病に発展してしまうか。
○糖尿病を食い止めて、健康を維持できるか。
本当に真剣に今までの状態を考え、必要な行動を導き出さなければなりません(健康を維持するとしたら)。
日本の食生活は表面上大変豊かになりました。贅沢になりました。スナック菓子とかケーキと言った甘いものが氾濫しています。表面上の豊かな食生活が私達の体を知らないうちに蝕んできたのです。
この様な食生活から糖尿病予備軍や糖尿病になる人が増えました。
そのまま、食生活を続けると病気は進行します。失明や足の壊旦などの恐ろしい結果を招きます。
尿毒症、脳梗塞、腎疾患などを併発する可能性が非常に高くなります、合併症を伴って命にかかわるような事態も非常に多いのです。
糖尿病の予備軍と言われたら、真剣に糖尿病の対策を立てておく必要があるでしょう。
対策は、基本的には食事療法と有酸素運動という事になります
有酸素運動:
車を使わず、速足で歩くとか自転車を利用する。
エレベーターを使わず階段を利用しましょう。
この有酸素運動により、体重(脂肪)を時間をかけて2〜3kgくらい落として見るべきです。
食事療法:
血糖値を増やさないための食事をとる。
肝臓に余計な脂肪を蓄積しないような食事をとる。
体重を無理なく2~3kg減らせる食事をとる。
上記の事を中心に食事計画を考えて実行すべきです。
かなり膨大なテーマですが、この種のテーマはインターネットで見つける事が出来ますので、チェックして検討すべきです。
糖尿病予備軍と言われたら、医師の指示のもとに生活習慣と食生活の習慣を変えていく必要があります。自分一人で改善しようとしてもうまくいきませんから、専門家の指示が大切です、糖尿病に突入する前に、病気から脱出するために全力を尽くすべき事です。
糖尿病予備軍、かくれ糖尿病の内に対策を(2)
糖尿病の予備軍が増加しています。
○検診等で「血糖が少し高いです」と言われたことがある人
○お腹いっぱい食べる人、よく間食する人、
○毎年体重が増えて、ズボンやスカートのサイズが大きくなっている人、
○20歳頃と比較して体重が10kg以上増えている人、
○デスクワークばかりで身体を動かす機会が少ない(運動不足)人、
○お酒を飲む量が増えている人、
○両親など糖尿病になった家族がいる人
この記事を読んでいる人はどれかに当てはまると思います。つまり、糖尿病予備軍のメンバーである可能性があります。
考えてみると、“中途半端なしあわせ“になってしまった人の典型例だという気がしてなりません。
「血糖が少し高め」と言うときが、転換期なのです。
糖尿病の一歩手前の段階で、成人の約6人に1人が糖尿病またはその予備軍だと言われています。糖尿病予備軍の人は、正常な人と比べると動脈硬化になりやすく、心筋梗塞や脳梗塞を起こす確率が高くなります。
生活習慣から糖尿病予備軍になった人が、そこから脱出するためには、生活習慣を見直すこと以外有りません。
まずは、血糖値を上げないための食生活です。(江戸時代とまでは言わないけれど、昭和初期のことを研究すべきですか?)
●3度の食事は規則正しく
●ゆっくりよくかんで、腹7分目
●主食は玄米、ライ麦パンなど精製度の低いものに
●和食メニュー中心で、動物性脂肪を摂りすぎに注意
●食物繊維の多い食品を最初に
●間食はダメ
その2は、運動の励行です:
●有酸素運動(血糖値が最も上がる食後1〜2時間に):
ウォーキングなど誰でも行える運動を1日合計で30分以上
●筋力トレーニング:
筋肉は血液中のブドウ糖をエネルギー源としているので、基礎代謝を上げる
●ストレッチ:
柔軟性を高める。ストレス解消や筋肉・関節・血管の衰えを防ぐ。